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FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者: ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド,上杉周作,関美和
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本
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読んでる。面白い。いかに思い込みをしているかに気付かされる。
先進国と途上国のイメージの定着でそこには大きい分断があり、その差は
埋められないという思い込みがあったけど実際のところは違っているようで、
本の中にあった問題で、Q:現在低所得国に暮らす女子の何割が、初等教育を
修了するのか?A20% B40% C60%。というのがあり答えはCで60%。
多くの人はAと答えるらしい。実際のところそういう国もあるけど世界の2%。
低所得国の平均寿命は62歳で、多くの人は食べ物に困らないし、ある程度安全な
お水が飲めるし、子供はワクチンを受けられて、多くの女の子は小学校を卒業する。
で、世界の人口の何割が低所得国に住んでるか? この質問に対しての回答で
多いのが50%以上で、答えは9%。で実際は中間の中所得の国に殆どが暮らしていて
その率75%。といった具合に、世界はどんどん悪くなっていくという思い込みや、
人口は増え続けるといった思い込みとか、そういうのを事実としてのデータとグラフで
解消していくという内容。知ってたこともあるけど、改めて裏付けされた情報を元に
話をされるとそうだったのかと目から鱗なことも多くて読んでていて楽しい。ワクワク
する内容。