仮想通貨関連。最初こそ日本は育成路線で結構ポジティブにやってて他の国をリードしていた筈
なんだけど、結局規制&規制ばっかり、目先の税収しか考えていないような印象を見受けられる。
中国とか韓国とかヨーロッパとか他の国もそうだけど、否定的だとか将来性ないとか意見出しながら
二枚舌でガッツリやってる感じなので(特に中国)ネット通販とかIT系のときみたく、
先行超有利!!ってめっちゃやってるところにボロ負けしそう。世間一般に仮想通貨とかブロックチェーン
当たり前に普及しちゃう時が来るなら、もうその時は趨勢決まってるんでしょうね。googleApple
常にお金を支払い続けるような状況が、今度は中国とかに変わるだけかな?って気がするね。


リズと青い鳥
良かった。目で語るアニメだった。あとは足とか靴とか。目立った大きな動きや
ぶつかり合いがある訳ではないけど、2人と周囲の人間の心の動きや
名状しがたいで感情のエネルギーが充満していてやばいくらい
張り詰めた緊張感があった。音楽のアニメだから楽器は勿論のこと、
目線での動き、表情、仕草、生活の細やかな所作、リノリウムをこする上履きのゴムの音とか、
外を歩く靴の音とか、終始静かな空間の中に生活音が響く感じがなんかすごい日本の映画的な手法って感じ。
小説や漫画はモノローグや地の文で感情を詰め込めれるけど、アニメではなかなか難しい部分を、
こういった動作や音や表情なんかの映像で表現しようとしてるなーって思えた。
ユーフォリアムの世界観だけど、とにかくのぞみとみぞれの2人に焦点が極限まで絞ってあるのは
大胆な構成だなと思った。本編のティストで描かれるなら、メインはオーディションだったり、
プールだったりするところが削ぎ落とされているのが象徴的。作画のタッチや頭身なんかも変わってるし、
なによりアニメ本編にあったデ記号的な萌えやエロが排されてる印象。


みぞれがのぞみに対して実際に感じてる感情が、友情なのか愛情なのかは観客の捉え方次第かな。
どちらで捉えたとしても楽しめる作りかなーとも思う。レズビアンと捉えた時は、講師の女性の
結婚指輪にフォーカスが移る点や、肉体の接触に対してのみぞれの過剰な反応がが異性愛者に恋をしてしまった
同性愛者の心の葛藤のようにも見える。個人的にはレズではなく、友情としての解釈で見てたけど。


割と最初の頃から、リズと青い鳥の関係性ってどちらもお互いの事を青い鳥として見ているような気がしていて
最終的に青い鳥はみぞれで希がリズとして解釈されるけど、終わった後は結局どちらにとってもリズであり青い鳥
なのかなって印象受けました。お互いが思いあっていてもそれぞれが別の種族(ここでは才能)であることを尊重しあい
道を違える選択肢を選ぶ。けど希もまたみぞれにとっての青い鳥であるならば離れてもまた遊びに行くハッピーエンド。
個人的には希は心のどこかで最初から自分がリズでみぞれが青い鳥だと思ってるんだなぁと思いました。
作中で私達の関係ってリズと青い鳥みたいじゃない?とは言ってたけどどちらがどちらかとは言わず。


親友同士だけど、情の重さがみぞれの方がでかくて依存してる感じあったけど、みぞれがオーボエグループの後輩に
心を少しづつ開いていくところにほんの少し動揺したり、みぞれの才能の違いに戸惑ったり、
気軽にやろうとしていたハグを出来なくなったりと、少しづつ自分がみぞれを特別な親友と思っていることを自覚して
いく様が良かった。愛情の重さや実はおんなじぐらいだったっていうのが良いですね。


細かい描写の塊なのでどこが良いかってキリがないけど冒頭の部活に2人で向かう場面と、終盤の図書室と部活で
お互いに袂が分かれているのにネガティブ的な部分がなくきっちり同じテンポでありお互いの表情が晴れ晴れとしてるところ
凄い良かったですね


以下雑感
リズから餌もらえんかったアライグマ可哀想。
足音で希と他人を聞き分けるみぞれさんマジやべぇ。