アイカツ26-45

アイカツ雑感 26話ー45話

トライスターとソレイユの蘭絡みの展開はかつて心を許した親友が挫折をして学園を去っていくのが春から夏までの時期と考えると初期蘭が本来の性格から離れて一番荒んでた時期とも解釈できるなぁと改めて思った。傷つきたくなくて敢えて距離をとってたのにあおいいちごに絆されてクールな仮面がマッハで剥がれどんどん表情が明るくなり心から楽しそうになっていく美しき刃さんが親友と二度も離ればなれになるんだと涙を流しながら感情を吐露するシーンは長期アニメでエピソードを重ねていくからこその説得力がある。なんてことない毎日がかけがえないを体現していてあまりにも尊ぇ(てぇてぇ

 

続き。

美月がアイドル界の孤高の頂点であるところに、いちごを見出し期待しいちごも育っていく。またかつてユニットを組んでいた仲間も美月を孤独にさせまいと切磋琢磨し成長しているのはエモい。くっそモブみたいな名前とモブ丸出しのビジュアルなので本来の実力は雑魚だったと考えるとそこから準決勝まで残るために並々ならぬ努力をしたのかもしれない。もうちょいマシな名前と見た目やれよ。同時にトライスターやスターアニスというアイドルの頂を目指す仲間が美月の孤独を癒していくというのも良いよね。そういう仲間がいないからこそ戸惑っている表情見せてるのも良い。ED曲のヒラリ/ヒトリ/キラリは歌詞の内容がシリアスでギラギラしてるので普遍的なアイドル世界の歌としてはアリだけどアイカツの世界観には合わないなぁと長年思ってたが美月(もしくは美月世代)から観たアイカツとして解釈すると割としっくりくるなと思った。

 

各話感想

26話 さくらの季節

芸事のエリート家系なので入学時から出来るさくらを相手にいちごがコンプレックス抱えたり凹んだりする展開にしないのがアイカツイズム。相手のためにどうすれば良いだろうという事で悩むいちご。違いを認めた上でその人のためになることを考えられるのが素敵という話。あとヒッピーみたいな新入生を優勝に導く蘭先輩マジ偉大。

 

27話 フレッシュガールズカップ

部屋でイチャイチャするソレイユメンバーにニッコリする話。あとユリカ様が可愛い。美月に挑戦するぞ!といいつつやることが謎アピール飛ばした大会なのはアレ。

 

28話 美月とスッポン

とても好きな話です。どちらかというとネガティブな意味合いの月とスッポンの諺を、食らいついて離さないという点に着目していちごがポジティブに解釈しているのが良い。そしてお互いの魅力は違うものと認めながらもそれを否定しない。だけど確かに実力差はあるから甘やかすようなことも言わない。そして自分のところまで昇っていけば同じ空に並び立つ太陽になれるという言葉を放つ美月も熱い。太陽も月と同じく丸くても全然違うもの。後のソレイユにも繋がっていく名シーン。大会が終わり部屋を出ていくいちごの枕元にそっとメッセージを残すあおいの押し付けがましくない優しさが尊い。それはそうともぐら叩きとか木を3方向に引っ張ったりとか、改めて観るとマジキチすぎてちょっと引く。こんな特訓あったっけ?ってレベル。

 

29話 アイカツティーチャー

どういう話か思い出そうと当時のまとめサイトみたら、1年生モブ生徒の声の字幕で稲垣の名前があって生きとったんかワレェ!ってなった。

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調子こいてる1年生に天罰が降らなかったのは地味にヘイト貯まるっつーか、悪人がいないアイカツ世界とはいえちょっとモヤモヤする話ではある。

 

30話 真心のコール&レスポンス

ユリカ様の部屋着が可愛い。

 

31話 母の日はアイドル

謎特訓回。この辺りから濃厚な蘭ユリが展開していく。この2人の喧嘩ップル感。嫌いじゃなくもなくてよ。何気にステージ見に来てるエンジェリーBBAで次回のCMの話に繋がってるの導線が綺麗だなと思った。

 

32話 いちごパニック

北王子劇場割とスルーされがち問題。ジョニーもそうだけど慣れてくると基本雑に扱われるよな。ユリカ様もだけど。「ファッションチェック」は曲もそうだしステージのボックス演出がとても好き。

 

33話 チャンス&トライ

真面目な顔で「こんなものなの!?」ってやる美月さんの頭が狂ってる回。ギャグ的な意味では大好き。孤高の美月さんを表すためのアイドルの階段の描写。テストに出るやつです。

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34話 「Hello☆スーパーアイドル」

かえでと即仲良くなるいちごのコミュ力がヤバい

 

35話 「涙の星

上に書いたので割愛するけど、普段甘いものを食べない蘭が3人でいられる時間を惜しんで一緒にホットケーキを食べよう!とやっていく3人の時間。エンジョイオフタイムのときのようななんてことのない会話の応酬がとても楽しそうでだからこそ切ない。

 

36話&37話 「トライスターテイクオフ&太陽に向かって」

美月もかえでも蘭を快く送り出すのが粋だし、わざわざあれだけのオーディションをして選んだ蘭をそれでも自分が選択を間違えた、あなたの輝ける場所はもっとあるとやれるの格好良すぎるんだよなぁ。アイカツ界全体を考えている美月だからこそというか。まぁ無茶な展開っちゃ無茶な展開なんだけどさwww 頑張ってじゃなくて頑張ろうなんだよなぁぁぁぁ

 

38話 「ストロベリーパフェ」

ぽわぷりはキチガイ。トライスター新メンバーでユリカ様が選ばれるエピソード、誰も観ていないところでも吸血鬼キャラを貫き通す場面で選ばれるのとても好き。選考のオーディションで落ちたのもギャグ描写ではあるものの、吸血鬼のキャラを貫き通すために日傘を手放さなかったところだし、ところどころ素が出てしまうけど根本的にユリカ様はプロフェッショナル意識が非常に高いのでそこが推せる。人を喜ばせる事を常に考えているかえでも含めてトライスターのベースはプロフェッショナルアイドルなんだよなぁ格好いい。それはそれとしてうさぎのキグルミが良かったとかいう蘭ちゃんほんと萌えキャラかよ。いちごパフェのエピソードはテストに出ます。

 

39話 「それゆけソレイユ」

ぽわプリはキチガイ

 

40話 「ガール・ミーツ・ガール」

ファッションデザイナーは頭おかしいやつばっかり。ともあれアイカツ全体におけるデザイナーとの関係性って重要なファクターだよなって思う。

 

41話 「夏色ミラクル」

枕投げの場面で照れてる美月さん可愛い。

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この美月さんも可愛い

 

42話 「船上のフィナーレ」

冒頭ライブツアーが終わるのは草ですよ。船上の夜に交わすかえでとの会話はとても重要なシーンだなと思う。

 

43話 「不思議の国のアイドル」

カオス回。演劇ドラマ系の回は劇中劇とかカオスだったりする事が多い

 

44話 「モア・ザン・トゥルー・クライシス」

モア・ザン・トゥルーの事をいちごは知っているという前提ですれ違いコントみたいになっているモア・ザン・トゥルーメンバーといちご。略されるの嫌いなんだとか痛いことをいう直人さん。というかこの時点で姉ちゃんの話してたんだなっていう新たな発見があって面白い。直人といちごは別に好いた惚れたというのがあるわけではないんだけど(アイカツ自体に恋愛要素はダイレクトにはないので)この2人をカップルとして捉える直いちというジャンルが御座います。俺も直いち推奨派。どっちも無自覚に気になっているという妄想は楽しい。年の差カップル萌える。アイカツDJイベントで「アリスブルーのキス」が流れたときにうぉぉぉ!ってアイカツおじさんもおばさんも盛り上がる文化とても好き。

 

45話 「ハピサマ☆バケーション」

水着回なんだが全然エロくない。女児アニメはおっぱいを大きく描いてはいけないという不文律でもあるのか、脚は細長くて胸は極力目立たないような控えめサイズなんだよな。だけど実際は女児アニメバリアが貼ってあるだけでおっぱいはあると思うんだよ。俺の中ではユリカ様は巨乳。そして巨乳であることを気にしていてほしい。