喧嘩稼業。最新刊まで追いついた。陰陽トーナメント。部位破壊が多すぎて最終的に死人でまくるんじゃない?ってぐらいエグい展開。鼓膜破壊、眼球破壊による片目失明、睾丸破壊、複雑骨折などなど。一回戦目から容赦なさすぎる。トーナメント選手16人の中で主人公である佐藤十兵衛は単純戦力的には最弱に近く、その代わり頭が凄まじくキレるのでとにかく汚い手をつかいまくるのが斬新。絶対こいつ主人公じゃないだろってぐらい汚い。対戦相手同士を本番試合の前に戦わせて潰させるように仕組んだり、相手

を脅したり、ロビー活動で嫌がらせや精神攻撃などストレスを与え続けたり、サクラ使って観客陽動したり、とにかくありとあらゆる卑怯の限りを尽くすし、毒で殺そうとしたりもする。そしてそれすらも喧嘩に勝つための手段として是とされるのが凄まじい。それでも主人公も同じくトーナメントに出ている師匠もセオリー通りなら勝てるはずなのにまったく勝てるビジョンが浮かばないぐらい毎試合毎試合まったく誰が勝ち上がるのか予想できない。主人公が負ける展開があっても全然おかしくない。どいつもこいつも勝ち上がるだけの実力があるとされ、因縁の相手や信念やバックボーンが綿密に描写されるのでマジで信じられないぐらい誰が勝つかまったく分からないのが凄い。格闘漫画なのに心理描写が多くて1冊読むのに1時間ぐらいかかるw

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このコマ、ちょっと有名でギャグっぽいなーと思ったらマジでやべーシーンだった