どうしてもおっぱいに目がいってしまう


キンプラ3回目観てきた。DMF最後まで観てから挑みたかったけど、
さすがに今週以降やってなさそうな感じだったので最後に観られて良かった。
キンプラは俺の中では、まずはテニプリや、ニンジャスレイヤーみたいな
不条理かつシリアスなギャグ要素としての面白さと、少年漫画のバトル要素的な
プリズムショーの面白格好いいぜ的部分を高く評価していて、それにプラスして
プリリズRLの世界のその後が見られる余韻とか、ヒロ様がどん底から這い上がり
成長していく物語としての謎の感動とか、その辺りが良さかなって思ってる。
性別女子だったら、ここにキャラクターが可愛い格好い萌えるとか、BL的妄想余地とかが
大幅に加点されるんだろうけど、それでも何故、キンプラがエモすぎて泣けるとか、
そういった評価をする方がいるのか。もうこれって初見の時点での情報量の違いに
他ならないと思う。プリリズAD+DMF+RL+プリパラといった過去のシリーズと姉妹シリーズ、
プラスαしてこの映画の監督の女児向けアニメシリーズ(リルリルフェアリル等)を抑えてる
真性のファン、所謂プリズムエリートとかプリズムヤクザと言われる選ばれし民達には、
この映画がただのギャグアニメではなく別の何かになってしまうのだと思う。
そして、それは初見時のみに与えられる衝撃と感動であり、後追いで関連作品を見ても
なるほどという理解はできるものの、多分同じ体験はできないのである。残念なことに。


俺もADとか見て、「あっ!このシーンって!」とか改めての気づきはあるんだけど、
それが初見だったら最高に感動するってのは理解ができる。例えば、終盤の、
ルイ君がショーをしたあとの点数が満点で、ヒロ様がその後の演技で同じく20000点を叩きだす
シーンのあとの、O.T.Tと表示され、ルイ君がヒロ様の手を掲げてキングは君だよというシーン。
ここは実はADの完全なるオマージュになっていて、AD終盤でプリズムクイーンを決める試合。
オーロラライジングという過去に一度だけ見られ誰が挑戦しても失敗し尚且つ、記憶を失ったり
選手生命を絶たれてしまう者が続出し、呪われたジャンプだったこの技を、3人のヒロイン
達はそれぞれのドラマの元に立ち向かう訳なんだけど、天才といわれてる少女みおんが、
オーロラライジングよりも凄い技を私が作ると挑み完璧なジャンプで満点を叩きだし、オーロラライジング
呪縛を断ち切る。そして次の演技が、主人公のアイラ。アイラはオーロラライジングを進化させ、
オーロラライジングドリームを飛ぶ。そして点数はOTT(オーバー・ザ・トップ)と表示され、
満点を超える評価となる。困惑するアイラの手を掴み掲げるみおん「ウィナーはあなたよ」


これです。こういうシーンが重なるので、シリーズを愛してる人間にとっては、終盤の一番感動すると
言っても良いシーンがフラッシュバックしてしまうのでしょう。りんねちゃんやジュネ様やルイ君といった
プリズムワールド系の住人が最初のジャンプでサラッと飛んでるのが「オーロラライジング」ですし、
ジャンプの1つ1つが過去作のドラマを背負ってるので、あのジャンプはあの時の!って思い入れが蘇るし、
ジャンプをこのキャラクターが飛ぶという意味合いも見いだせる訳ですよ。


浜辺で走ってるエーデルローズ生達が叫ぶ掛け声レディスパーキング!も
ADの主人公達ユニットのステージ前の掛け声だったり、ヒロ様のジャンプで出てきたプリズムの女神様は
プリリズRL最終話前に出てきた女神様で尚且つビジュアルがADの主人公達の一人、
天宮りずむの母親である「天宮そなた」だったりとか。


過去の回想シーンで法月仁が滑ってる時に写ってるのがDMFとかで出てくるプリズムワールド世界のマスコットキャラ
だったり(この1シーンで、仁の心が綺麗だった頃があったってのがわかるし、このマスコット達とのエピソードとか、
存在しない、仁・怜・聖達の若かりし頃のアニメしりーズ51話を想像してしまう事すらできる)


ヒロ様のステージはやっぱり色々凄くて、敵のコールで埋め尽くされる会場というスーパーアウェイな状況から
視線1つで一気に自分の色に塗り替えるところが既に王者の風格。サビ前で出す2つの分身も、テレビシリーズでは
最初は青色、全てを告白してからのPRIDEでは黄色へ。どちらの場面でもシルエットはヒロ自身だったのが、
この最終局面で自らの分身に過ぎなかったシルエットはオバレの2人になるという心の進化。
コウジお前の歌を一番表現できるのは俺だ!(ヤンデレホモ)から「みんなの心を最も輝かせることが出来るのは俺だ!」へ。
そしてそれに呼応して光だす7体の女神像。この演出がプリリズRLの最終局面、プリズムの光が消えた世界でなるがプリズムの
輝きを取り戻すシーンであり、また同時に、7人の属性のRLの女の子達が、りんねちゃんをプリズムワールドに返すために、
プリズムワールドの世界の扉を開くために行ったステージでのシーンの再来でもあります。(音もおんなじ)ある意味、
ここでプリズムワールドの女神を召喚する下地が出来ていたとも言える。ヒロイックキングダム。地球は黄色に染め上げる。
僕は皆のものだから絶対アイドル愛NGで、皆のものだから誰も愛せないよという拒絶からの全部受け入れるよという進化。
そして宇宙へ。絶対王政パックスヒローナ。銀河の中心はヒロ様になった。そして地球へ降り立つヒロ様。剣とマントを背負い、
階段を上り、プリズムの女神に王冠を戴き、朕はプリズムショーなり! です。途中から何書いてるかわからんくなったが
何回見てもあのシーンの破壊力というかヤバさ半端ないと思う。地球に降り立ったヒロ様の横でチラッとベル様っぽいのいたし
応援上映で誰かが叫んでて初めて気づいた)カズキ先輩やアレクのシーンで物理的に破壊が起きて会場がボロボロになったり、
再生されたのが比喩でない以上、少なくともヒロ様が演技している間だけは、地球の色は黄色だし、銀河の中心はヒロ様なんだよなwww


などなど、挙げていけばキリがないぐらいに過去作との関連性が深く、核心の部分や小ネタなども上げれば死ぬほど
情報量つまりまくってるだと思います。RLとADだけみただけでもこれだけあるので、これにプラスして上記諸々の作品の
要素もガッツリ恐らく詰まっているのだろうとなると、佐倉綾音さん等々が言っている70分があっという間だけど
5時間ぐらいに感じられたってのが、なんとなく理解できるような気がします。で、笑っていいのか泣いていいのかっていう
感情に恐らくつながっていくのだと思います。



シュワルツローズ親衛隊(仕事でシュワルツローズ応援してる観客のモブの女の子達)
あれ名前が一応設定上あるらしいんだけど、コマツナミ、イトウエミリ、サクラアヤミ、セリザワミレィ、
オオツカハルカ、ゴトウカエ、ゴジョウマアヤなど、非常に中の人の答え合わせがしやすい仕様の模様w

サイリウムの色が中の人のキャラの色とのことらしいので、