しないことリスト

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 今年3冊目。マジで読み上げ便利すぎるな。これも昔Kindleで買ったっきり放置していた本。共感できる考えもあるし、納得いかない考えもあるけど、やらないといけないって考えよりもやらなくても良いって考えの方が幸せだと思ってるのでまぁそういう人もいるんだなって参考にはなる。何かをするときは「それが何の役に立つか」と考えるよりもそのこと自体を楽しむのが健全だ。という一文がここ数年ずーっとつきまとっていた考えから特に切り替わった部分ではあるのでこの一文だけでも元取れたかな。コンサマトリー(自己充足的)という概念。らしい。どうにもこの本を読まなきゃいけない!将来のために!って思ったり勉強しないといけない!将来のために!って思いすぎてしまいでも全然やりたくないから、他の事していても(本当はこれをやらないといけないのではないか?)という後ろめたさがつきまとい行動にセーブがかかってしまう事が多々あって、特にこういうどうでも良い雑学っぽい本とかエッセイ系の本なんか興味があっても先に積んだ本読まなきゃ!(でももう読みたくない)という意識が強烈に働いてしまい全然読めなくなってしまっていたので、もうただKindleで読み上げやすい図が少ない口語体メインの本を興味のむくまま暇つぶしで読める環境が最高。このコンサマトリーの項目の一文にある「本を読むことで知識が増えるとか、スポーツをやると健康になるとか、そういうのはそれ自体を夢中にやっていれば自然と後からついてくるオマケみたいなものだ」というのがまさに自分にとっては当たり前なのにスッポリ抜けていた感覚。あと30歳過ぎたら余生という考え方も共感できる。自分の場合は大学を卒業したら就職しても絶対に仕事すぐクビになって再就職するのも無理でニートになって野垂れ死ぬ運命だから今後の人生はもう最悪であると心の底から思っていたので23歳以降の人生はどうあれ余生。この歳までドロップアウトすることなく生きているというだけで奇跡。基本的に根が暗いので、まぁ今まではラッキーで生きてこれたけど今後の人生はお先真っ暗だぞとか思ってるけど。

 

本の内容とは関係ないけど、来世に期待するか。って冗談でよく言うけど、タイ人は輪廻転生があるという宗教観なので、人生設計にガチで来世が計算に入っているというのを聞いてめっちゃ良いなwって思った。