モリタイシレンジマン」(1)〜(6)
サンデーでこないだまでやってた「いでじゅう」を書いてた作者の最新作。
どうも最後は打ち切りっぽい終わり方だったみたいなんだけど、この人の描く
女の子が表情とか性格とか仕草とか全部ひっくるめて大好きなので、
漫画喫茶で発見して全巻通しで読んできた。


襲来してくる謎のモンスター。人知れず立ち向かう正義のヒーローレンジマン
レンジマンに変身するには恋をしている人間のときめき値が必要で、連続失恋回数が100回を突破している惚れっぽい
性格の大塚錬児はときめき値が異常に高かった為、レンジマンにスカウトされる。
というあらすじなんだけど、基本的には戦隊物要素は非常に薄く、日常のギャグと恋愛がメイン。
そう恋愛が中心。この漫画のヒロインであるところの中学三年生のトップアイドル神楽坂風香こそが肝。


容姿端麗、頭脳明晰、性格温和な誰からも愛されるトップアイドルな女の子。
実際は皆の期待に答える為に無理をしている。そんな中知り合った錬児君は女の子に
惚れると他の子が目に入らなくなる性質故か、まるで興味がない態度。
初めて覚える嫌いという感情。そこから段々気になっていって……、
という過程が漫画中盤から終盤までのメインパートになります。実質主人公。


この好きになっていく過程が堪らなく良い。キュンキュン来る。1話ごとにニヤニヤしてしまう。
萌えすぎて落ち着かなくなる。完璧な女の子が主人公の前だけでは素の性格をうかつにも
さらけだしてしまい、彼の行動に一喜一憂してしまう(好きということに自覚なく)というのが
すげぇ大好きで大好きで、本当に最高でした。なんか勢い余って買い揃えたくなってきた。