ゲームの話で色々思い出したけど、ダークソウル3は本当に素晴らしいなと思ったのがラスボスが1作目のエンディングの1つで火を継ぐという選択肢を選んだ主人公(つまりプレイヤー自身)だったこと。心が震えた。様々なバケモノや異形との戦いを経て最後のフィールドにて待っているのは篝火の前に立つボロボロの上級騎士の鎧に包まれた1人の騎士。王たちの化身。王たちと複数系になっているのがまた良くて、ダークソウルはプレイヤーのスタイルによって技巧剣士、脳筋剣士、呪術特化型、回復型とかいろいろあるんだけどこのラスボスもプレイヤーの見慣れたスタイルをチェンジしながら戦う。そんでもって一度倒すと1作目のラスボス初代の王である薪の王グウィンの戦闘スタイルになる。エモすぎる。最初は壮大なオーケストラっぽいBGMだったのが第二形態に移ると無印のグウィン戦のピアノソロが混ざりはじめどんどん物悲しい感じになっていくのもまた感傷を誘う。倒すと火継ぎの武器防具が手に入るんだけどそのフレーバーテキストがまた良くて、このシリーズ通して主人公は篝火が実質のセーブゾーンであり安全地帯であり通過フラッグであり体力を回復し自身を強化し篝火から篝火へと渡り歩いていくプレイヤーにとってもゲーム内においても非常に重要な場所。そしてラスボスが落とす「火継ぎの大剣」こそが篝火に刺さっていた剣なんだよね。「はじまりの火を継いだ薪の王たち神のごとき彼らの「化身」の大剣それは、玉座無き彼らの前にずっとあった篝火に刺さる螺旋の剣である」良すぎる。またこれは後から知ったんだけど、同じくドロップアイテムである「王たちのソウル」ペンダントが発火しているものになっており、このペンダントが恐らく無印のキャラメイキングで贈り物というアイテムを1つ選択できるんだけど、何の効果もないアイテム「ペンダント」ってがあって恐らくこれが大元なのであろうという考察読んで天才!って思った。「なんの効果もない、ただのペンダント だが辛い旅には むしろあたたかい思い出が必要なのだ」最初の最初に選択できるアイテムがシリーズの最後に出てくる。最高すぎる。