隻狼。ようやくラスボスまで辿り着いた。いやーこのゲーム本当に良く出来ている。今までやってきたアクションゲーム系の中でも一番好きかもしれない。ワイヤーで華麗に空を飛び、手裏剣、仕込み斧、火筒、爆竹、毒刃などなどの忍具を義手から放ち、時には煙幕や砂埃で相手の目を撹乱する。相手を傀儡のように操りながら同士討ちをしたりと、卑怯な手段を取り続けることもできる。忍者だから卑怯でも良い。だけど、剣閃を響かせながら打ち合い、時には剣戟を見切り、鍛え抜かれたスキルで相手を正面から叩きのめすこともできる。選択肢も武器もスキルもあり、RPGのように鍛えながら状況を打破することもできるけど勿論重要なのはプレイヤースキルで、ゲームキャラと自分自身の成長を実感しながら楽しめる。敵は雑魚からボスに至るまでアホみたいに強くてひたすら殺されるばかりだけど、どこかに弱点は必ずあって、無くても相手の行動パターンから隙を見つけ出すことはできる。だから死にまくって糞が!ってなるけどついついもしかしたら次は行けるのかも!? いや次はこうしてみたらと試行錯誤するのがとにかく楽しくて、死ぬことがさほど苦にならない。そして何度目かのトライで倒せきった時のやった!!!!という脳汁がドバドバでる感覚。これが気持ち良い。正直ラスボスはもう何十回か数えきれないぐらい死にまくってて、フェーズ4まであるとしたら、フェーズ3で状況が打破できていないようなところで止まってしまっているけど、最初はフェーズ1ですらクリア出来なかった。段々経験が蓄積していってフェーズ3の動きも徐々に理解できてきた。こうやって最後までクリア出来たらマジ最高の気分なんだろうなって今からでも分かるから、毎日毎日帰ると今日なら行ける気がする!ってワクワクしながらやれる。