晦日。とりあえず紅白ベースにみて9時になったらAbemaでFate特番だな!

 

Undertale。ネタバレになるけど、このゲーム、中立ルート、平和ルート、虐殺ルート

と3ルートあって、多分普通にやっていると殆どの人は中立ルートになる。

これは一般的なノーマルエンド的なポジションになってて、そこを踏まえた上で、

この条件でやってくれたら平和ルートにたどり着けるよって明示されるので

平和ルートが所謂トゥルールートにあたるんだけど、このゲームの最も恐ろしいのは

虐殺ルートが一番最後にプレーするような配置になっているところ。その名の示す

通り後味の悪いルートなんだけど、質の悪いところはこのルートを通ってしまうと、

その記録はゲームをアンイストールしない限りゲーム内に刻まれてしまい、

平和ルートのエンディングすら変容してしまい二度と元には戻れなくなるところ。

そもそもセーブデータは一つしかなく、プレイヤーが取った行動は無くなったことには

ならない。虐殺ルートを途中で止めることはいつでもできる。だけどプレイヤーは

続きが結末が知りたくて進めてしまう。平和ルートでハッピーな結末を見たのに、

ゲームシステムにやめてくれと頼まれるのにやってしまう、その好奇心と悪意の報いを

受けるという非常にメタ的な仕組みになっている。強烈なアンチRPG批判というか、

誰とも友達になれるRPGといういかにも優しいゲームのうらに猛毒が仕込まれてるのが

本当に印象的。