エヴァQ(ヱヴァQ)の感想

ヱヴァQの感想。
無論ネタバレ。


エヴァが社会現象アニメであり、現時点で見ることができるアニメーションの最前線であることは疑いようもなく、
また面白いのは事実ではあるものの、どうしても拭い切れない不信感の一つが、監督のその時の流行りとか、
鬱気分か躁気分かでフラフラと作る物あるいは作ろうとしていたものを変えてしまうんじゃないか?っていう疑惑。


それを踏まえて取り敢えずまず一番俺が言いたいことは
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=TYdAEThwrhI
↑嘘予告ェ……。ってことだな。元より騙す気だったのか、それとも途中から変えたのか
それはわからんが、これは酷いとしか。シンジ君の空白の14年間に起きた出来事と捉える見方もあるっちゃあるが。。。
あぁそうか新劇場版が完結したら、やるんですね。あの空白の14年間を描く!「エヴァンゲリオン異伝」とか言ってさぁ。


感想とはいいつつもなんか上手いことまとまらんな。
取り敢えず度肝は抜かれたかな。情報を仕入れなかったことが良かったなと思いつつも、
恐らく公開されていた映像のほとんどが、最初の敵とアスカの2号機改が戦ってるシーンだろうから、
まさか世界があんなことになっているとは思いもよらなかったので、どのみち「え!?」ってなっただろうね。
取り敢えず、最初の宇宙戦が格好良かった。アスカが2号機で戦ってるシーンを見るとエヴァ新劇場版見てるぜ俺。。。!
っていう感動がそれだけで味わえます。アニメーションの根源的な気持ちよさを感じられる良いOPでした。


どうも色んな所の感想を見てる感じ、どうやらサードインパクトの後、シンジ君と初号機は凍結されて、宇宙空間で隔離
されていた模様。シンジ君が目を覚ます気配を察知したヴィレが、ゼーレよりも先にシンジ君を確保しようとしたら、
凍結していた物体に使徒が入ってしまっていたでござる!という流れでの戦闘の模様。成る程。それでなんとかしなさいよ!馬鹿シンジ!
で覚醒ビームぶっ放したって訳ですね。ふむ。シンジ君、母ちゃんへの無意識な憧れで綾波綾波綾波言ってるけど、
アスカさんの一言で起きるとかやっぱりアスカ✕シンジが公式カップルなんや!とアスカ好きの俺は2828していた。


その後の訳わかめ展開では非常にシンジ君と気持ちがシンクロしましたw え?なにこの世界?
まさかサードインパクト起きちゃったの?なんか敵のコアが違う名前で呼ばれてるよ? 異世界なの?平行世界なの?
夢オチなの? とか色々考えまくって頭がパニック。14年後の世界だと言われてもネルフの廃墟に行くまで、
てっきり、前作のラストでエヴァと一体化してしまったシンジ君が平行世界に移動してしまい、
いわゆる「もしもシンジがあのまま目を覚まさず14年間の時が経てしまったら」というIFの世界で、絶望的な人類の姿を観る。
アナザー・ワールドな人々との交流を経て、なんらかの手段で元の世界に戻るシンジ。「僕が変えて見せます!この世界を!」約束をするシンジ。
送り出すアナザーワールドの人々。そして本来の世界で覚醒するシンジ。目を覚ますとネルフはゼーレからの侵攻を受けていた。
量産型エヴァに取り囲まれるエヴァ2号機。(BGM:魂のルフラン) 今度こそこの結末を変えてみせる!(今度?何を言ってるんだ僕は、でもこのシーンどこかで、、、?)
 初号機発進!(たましいのルッフラーーン!)→ENDロール。という妄想をしていました。長いよ。でも燃えません?ベタだけど。
まぁよくある展開でありきたりなので無いだろうなぁとは思っていたけど、最後までそんな展開を期待していたよ。良いじゃないベタでも、、、。
物語に救いが欲しかったんだよ。それじゃなければあまりにも救われないじゃないか。。。シンジ君もこの世界もさぁ。。。


取り敢えずエヴァの世界の奴らはまずは人に説明をするということを覚えるべき。緊急事態だったのはわかるが、
使徒ぶっ倒した後にゆっくり説明してあげれば良かったじゃねぇか。事情はわからんでもないが、知ってる人達は
冷たいし、知らない人には嫌われてるし、絶大な信頼を置いているミサトさんからも嫌われてし、リツコは変な髪型だし、
エヴァに乗れとか乗るなとか言われるし、ネルフ本部の最大の危機を救い、強大なる敵を下し、過去のテレビ版の鬱展開を抜けて
綾波を救い出したという偉業を成し遂げたつもりだったのに、その所為でサードインパクト起こしました\(^o^)/
綾波救えていませんでした\(^o^)/ ママは初号機でした\(^o^)/ 28歳になってた\(^o^)/そら凹むわ。身近なホモに走るわw
まぁ確かに「破」でのシンジ君からシンジさんへ人間的に成長しまくったシンジ君じゃあ、
カヲル君に依存してしまう精神状況にはならなかっただろうね。その意味で追い詰める必要はあったのかも。
まぁなんといいますか、シンジくんに同情しまくってしまって、イライラするとかまったく無かったよ。周囲の人間には
反感いだきまくったけどな。アスカさんは28際になったので、メンタルめっちゃ強くなってるし。ガキなのはお前もだよ!でも好きだ!


それにしたってあまりにもあまりなパパの追い込みっぷりである。ゲスいよパパ。あとなにその目の装備。
未来感を演出なの?そこからビームが出るの?それともゼーレに関わるとあれ貰えるの? 冬月さんもゲスの片棒
お疲れ様でした。ぶっちゃけあなたの髪の後退っぷりを観てやっと14年後なんだと実感したよ。
シンジ君と冬付きさんの絡みって新旧合わせてほとんど無かったよね。あぁここで明かされるのかぁとか色々
思う部分はあった。旧作だと「碇ユイ」で「六分儀ゲンドウ」さんが婿入りだったと思ったけど、「綾波ユイ」に
なっていたね。この辺はなんらかの伏線なのか、ある種の省略なのか。謎だ。


他にも色々疑問はあるけど、まぁこの辺りで。取り敢えず結末がある程度ハッピーなものであることは切に願います。
なんだったらロンギヌスの槍ともう一本の槍が揃う時世界は再び巻き戻る!っていう展開で良いよもう、、、。


その他雑感。
・カヲル君とシンジの友情描写が限りなくホモホモしかったんだけど、究極はダブルエントリープラグだよね。
こんなに近くにいるのに決して届かない距離がもどかしいよォォォ!と腐女子が(*´Д`)ハァハァしてる姿が目に浮かんだ。
→その後絶望。


・わざわざ外した爆弾付き首のチョーカーを自分につけるとか。あれか?良いか絶対に押すなよ!っていう伝統芸なのか。


・そもそも男の首チョーカーがホモい。(言いがかりです)


・マリが相変わらず思わせぶりでありました。リリンの王(笑)であるところの碇ゲンドウさんに対して「ゲンドウ君」呼ばわり。
そういう舐めた口の聞き方をするキャラだからそう呼んでるのか、「エヴァの呪縛」とやらで外観年齢が変わっていないだけで
実はBBAなんでしょうか? そもそもコネメガネさんのコネは誰のコネやねんっていう部分もあるよね。
そうか! 昭和歌謡曲をよく歌っているのも実はBBAという伏線だったんだね! なんてこった! 彼女にとっては懐歌じゃなかったんや!


・同じくマリへの疑問。ラスト付近で、シンジに向かってお姫様を迎えにいかないと〜って話をしていたお姫様ってのが
綾波に掛かってるのかなと思ったけど、作中シーンではアスカに向かってお姫様呼ばわりしてるよね枕詞に(ワガママ)お姫様
いや、待てよ。どちらともお姫様ってことなのかしら。君は誰とキスをする?で、お前たちが俺の翼ダー!ってことですか。
アスカ「で、あんたは結局どっちを選ぶのよ?」(ジト目で) シンジ「勘弁してよぉ〜(チャンチャン)」 これだ!!


エヴァの呪縛って設定はあんまり説明が無かったけど、どうもエヴァに乗っていると肉体年齢が成長しないっていう事の模様。
新劇場版になってから加えられた設定だよね。多分。まぁ大人の事情も大分あると思うんですが(笑)実際のところ、パンフのキャラデザ
みたいなのをネットでみたところ、パイロット以外はみんな年をとってる感じではあったね。パターン青さんはヒゲ生えてるだけの
ような気もしましたがw シンジに対しての反応うっす!と思ったから、後知らない奴らがちょいちょいいたから、時は経ってないと思ったんだけどな。
旧版と新版の相違点の一つとしてネルフスタッフとシンジ達パイロットの交流がほとんど無いってのもあるね。尺の都合もあるだろうけど。


・俺もパターン青です!って言いてぇ。。。


・最後にこれだけは言いたい。エンディングのスタッフロールで我らの儀武ゆう子さんの名前があり、マジで笑いそうになった。
あの人なにやってんの?www 本当に凄い営業力だ。 儀武力介入もここまで来たかと戦慄さえ覚えたね。儀武さん知ってる人ははみんな笑いそうに
なった筈w 儀武さんに関してはニコニコ動画とか見ると色々乗ってるので興味のある人は是非。


儀武ゆう子とは (ギブユウコとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%84%80%E6%AD%A6%E3%82%86%E3%81%86%E5%AD%90


ヱヴァQの話をしよう - 脳髄にアイスピック
http://d.hatena.ne.jp/Lobotomy/20121117/p1
ここの感想が面白かった。大体俺もこんな気分ですw


こんなエヴァは嫌だ!「シン・エヴァンゲリオン」が「真(チェンジ!)エヴァンゲリオン 〜世界最後の日〜」っていうタイトルに変わってる。
シンジ・アスカ・レイが放浪の旅の末辿り着いたのは変わり果てたネルフの本部であった! 人類に反旗を翻した碇ゲンドウ博士。
父さん(博士!)何故なんだ!! うぉぉぉ!咆哮するシンジ(目玉グルグル)襲い来るエヴァ量産型。このままじゃあ! 僕たちは、いや、人類は!全滅だ!
その時空から放たれる一体のエヴァ! あれは初号機! 何故! こんなこともあろうかと用意しておいたのさぁ!ドヤ顔のヴィレの人とミサトさん
これならいける!! 何故かボロボロのマントを纏った初号機で量産型をフルボッコにしていくシンジ。凄いぞ!格好いいぞ! 
だがそこにアダムと一体化した碇ゲンドウが巨大化して立ちはだかる。善戦虚しくボロボロになった初号機、
くそぅやっぱり駄目なんだ僕なんて鬱るシンジ君。 その時なんか、破の予告に出ていた山の民みたいな格好のカジさんとマリが現れる
「なんとか間に合った…!」そこには零号機と弐号機が。「さぁ乗るんだこれが人形人造決戦兵器の真の姿・・・!」
チルドレンの口から自然と言葉が漏れる「……チェンジ!エヴァンゲリオン!號(ごう)!!」
飛行機の形に変わるエヴァンゲリオン。そして3身一体合体!これが最後のエヴァ死海文書にも記されていない人類の最後の希望。
ゲンドウ「馬鹿な!14番目のエヴァだと!?」真のエヴァとは3本のエントリープラグを使って使用する機体だったんや!
(13号機が2本エントリーだったのはフラグだヨ!) なんか他にも色んな伏線があったような気がしたが別にそんなことはなかったぜ! 
これなら勝つる!! いくぞ!父さん!…いや碇ゲンドウ!すべての因縁に決着をつける時がきた! うぉおおおおおおおおおお! さぁ来いシンジ!!


シンジの勇気が世界を救うと信じて! ご愛読ありがとうございまいた。


ソードマスターヤマトになってしまった。あと予想以上に無駄に長くなってしまった。疲れたので寝る。