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クラナド（4）
伊吹風子、幸村俊夫、坂上智代、相楽美佐枝クリア。
計１７時間。ヤベーＤＡＮＤＡＮ楽しくなってきやがった！！
序盤をスキップしまくらないといけないのが苦痛で仕方が無い
のを除けば上記シナリオ悉くツボに入ってしまった。
ベタだけど回避不能。卒業を控えたり、就職活動なんかやってる
人間だと余計ダメージがあるんじゃないでしょうか。

あーなんというか言葉にしづらい不思議な感覚があるんだよな。
アホだから上手く表現できんが、レビューとか見るのが楽しみなゲームだ。

クラナド（５）
一応コンプリートしました。（まだおまけ的なのは残ってる）
面白かったＹＯ！！ボロ泣いた！部屋にある鏡に泣いてる自分の
顔見て、冷静に「うわーエロゲーやりながら泣く２２歳キモッ！」と
思いつつも抑えられませなんだ。計３０時間くらいか？もっと少ないかも。

以下ネタバレ感想
普通のエロゲでは年齢は伏せてあるけど大抵高校二年生とか、
大学生の２、３年生が主人公のゲームが多い。もろモラトリアム期間
真っ盛りで将来に対する不安や悩みが触れられる事態が少ないし、
結論が出されたとしてもモラトリアムな視点のまま、がんばっていこう！
で締め。他にも凄い特技を持っていたり、実家がお店を持っていたりと
なんらかの逃げ道は用意されてます。そもそも現実の重さをわざわざ
ゲームで体感させるのはこういった快楽重視の娯楽であるエロゲには
不向きな題材だと感じます。このゲームが凄いなと思うのは、
高校三年生で進学を諦めた主人公が卒業する学生編と
愛する家族をを守り自立するために肉体労働の仕事に就き、
しんどい目にあい苦悩しながらも大切な物を得ようとする社会人編
があるということ。その点につきます。馬鹿みたいに遊んでいられる
学生時代を卒業した延長上確かに存在する社会人として生きるために
働くという生活。このギャップの激しさがきちんと描かれる事によって
後の主人公の成長を確かに感じ「家族愛」の重みが胸に伝わってくるんだと
思います。俺にとっちゃ凄い衝撃がありました。人物の生き様の一つ一つに。

このゲーム、本当にやる人によって鬱に近い痛さがあったり
するんじゃなかろうか？色々と考えさせられた。
意味わからん終わり方しやがるし、キャラによってシナリオの出来
の差がある。欠点も多いんだけど、それを帳消しにして余りある
内容だったなぁと感じます。高卒とか１８歳という年齢を前に
打ち出すためには全年齢版以外有り得ないなぁと思いました。
コンシュマーへの移植は考えられるけど、その後１８禁版は考えられない。
意味合いが随分変わってしまうような気がする。

まぁとにかくグッジョブＫＥＹ！！