梶尾真治「黄泉がえり」読了

出来れば先に映画を観たかったけど、図書館にあったので読みました。
熊本市内で死者が生前の姿で甦るという内容で、題材がホラーでは
なく甦った事奇跡を喜び祝ったり市役所が混乱し、社会的に認知されるという
ような日常描写と、遺族との交流みたいな内容なので、微笑ましい。
死者に対して強い思いや後悔を抱えた人々が、再び彼らに逢えた事で、
気持ちを強く持ったり、抱えていた物を解放する一つ一つのエピソードが
涙腺にきました。ラストとエピローグはあっさりしすぎてるし、割と曖昧な
部分も多かったりするので爽快感はさほどではないんだけど、面白かったので
結構読みやすかったです。ちょっと物足りない分は映画で補完だな。


ドラマ「ビギナー」感想
居間にコタツを出したので座りながら本を読んでいた時にやっていたので
観ました。やべぇ、月9ですよ!月9!もっとも縁遠い単語!
これで、俺も今週の「ビギナー見た?」とか言える!「ミムラ可愛いよねぇ〜」
とか、「オダギリジョーのあの髪型はどうよ?」とか「我修院達也最高〜!」
とか。「我修院達也」ヤベェ。奴は月9のツラじゃねぇ。いや月9のツラとか
よくわからんけど。ぶっちゃけコイツが出るから観る。「鮫肌男と桃尻娘
の山田君見てからというもの忘れられんのですよ。


内容。メインキャラが年齢も経歴もまったく違う八人というのが良いネ!
役割がちゃんとして既にキャラ立ってるし、空間や沈黙で、
なんとなく人間関係が想像できて楽しい。なんつーかエロゲーっぽいネ!
観てて「家族計画」が頭の中に浮かんだよ。(まったく内容は違うけど)


次回も見ること決定。(見忘れる確立も高いが)