永久脱毛(1)

今日は髭の永久脱毛に行ってきました。
東京や大阪あたりの大都市だと永久脱毛の専門店のような所もあって
比較的安い値段でできるんですが、名古屋は30万円〜のお店が多く、どこで
やろうか迷ってました。で色々探して永久フリーパスで10万円で
出来るところがあったので分割払いにして予約しました。


まず先生にレーザー脱毛の説明を聞きました。10年前までは毛穴の一本一本に
針をさして電気を流すという治療が主流で激痛が伴うものだったけど、
7年前くらいにレーザー脱毛の機械が発明されて現在はそれが主流になっている
ということ。レーザーは肌の黒い部分に反応して毛根を焼くという原理で、
多少の痛みや赤みはあるが、アイスノンで冷やした状態で照射していく
仕組みになっているので痛みも緩和されてるし、時間も30分程度でできるということ。
ダイオードレーザーというのは他のレーザーよりも脱毛に特化した機械で、
通常腕の毛などのまばらで細い毛を脱毛する機械は20J(ジュール)が限度
だけど、密集していて太い髭を脱毛するために最大60Jまで出せるということ。
一度の照射では完全に永久脱毛になることは不可能で、まずは弱いジュールから
徐々に強めていき少なくても6回は続けなければならないこと。
2〜3週間に一度のペースでやり続けるのが一番効果的に減らす方法であること
など、知ってることも含めて丁寧に教えてくれました。


それが終わると看護婦さんに案内されて治療室へ。
診療台とダイオードレーザーの機械が置いてあり、
まずはテスト照射。肌がどんな状態になるかをチェックするために
15分間ほど待ちました。10Jではじめることが決まり、
皮膚を麻痺させるクリームを万遍なく縫ったあとにそのクリームが
効果を発するまで30分ほど雑誌を読みながら待ち、実際に照射し始めました。
診療台の上に仰向けで寝て、アイマスクをつけます。そして看護婦さんが
ジェルを塗り、照射する髭の生えてる部位に印をつけました。その後に
1cm×1cmくらいの平面の機械を肌にあてられました。
音としてはこんな感じ。


「ズズズズズズズズズズズ」(機械の作動音)
「ピッ!」(光と共に)
「ピュ!」(水が発射するような感覚と音)
「ジュッ」(なにかが焦げるような音)


やったあとは髪を焼いたときの変に香ばしい匂いがします。
それに覚悟していたとはいえ結構痛い。例えるなら引っ張った
輪ゴムを近距離でぶつけられたような感覚。一発だけなら良いけど
痛覚の強い部分とそうでない部分で痛みが違ううえに、頬なら頬で
連続で何度も照射するので嫌な汗がでるくらいしんどかった。


やってる身としては永遠のように感じた時間も、実際には本当に
30分しかたっておらず、アイスノンで冷やして、ローションを塗ったあとに
帰りました。今書いてる間もちょっとひりひりします。


一回やった後の髭は人が見た感じではあまり大差ない
のだけど、肌を触ってみると、いつものようなツブツブ感が
あまりなく、頬の毛なんかは実際薄くなってるような感じでした。


正直2〜3週間で一度のペースは金銭的にも痛みに耐えないといけないことも
含めてキッツイなぁと思ってるんだけど、一度の照射でも何度剃ってもなくなら
かった忌まわしい感覚を少量とはいえ消え去れたのが半端じゃない嬉しさだったり
します。髭の薄い人にはピンと来ない話だと思うけど、濃くて剃るのが面倒
で、青いのが嫌だなーと思ってる人はわかってくれると思う。


今後もこの半年を通して通院を続けると思うので、随時更新していこうかなと
思ってます。