あと4日間耐え切って、耐え切って、遊ぶぞーーーー!!


「夏の滴」というホラー小説読んでます。足に障害を持ち車椅子だけど自分で何でも頑張る
徳永君と彼のクラスの仲間たちの姿を追ったドキュメンタリー番組「とっきーと三組の仲間たち」
だなんて本当にありそうな番組に放映される朗らかで愉快な少年達のクラスでは実は
八重樫という少女に陰湿な苛めが行われていた。この設定だけで黒すぎかつ面白い。
大人が子供を利用して貪りつくすような話で暗いんだけど、惹きつけられる暗さです。
肌に合わないと放り出す人もいるかもしれないけど、怖いものみたさ、嫌なものみたさで
読み進める手が止まらなくなるんだな。今となっちゃ、懐かしすぎる過去だけど
小学生は生活のほとんどを大人に管理されて逃げ出そうにも、庇護なしには生活できない
という非常に弱い立場。苛めであっても、大人より残酷だからえげつない苛めを
平気でするし、苛められる者にとってはクラスこそが世界の総てだから逃げ出すことも
容易ではない。そういう精神的に閉鎖的な状況下で大人が信用できないっていうのは
本当に恐怖そのものだよなーと思いました。
バイト先に置いてあって昼休みに読んでるんだけど、続きが気になってしょうがない。


(以下私信)
ちょっと遅れたが、誤解を招くような書き方をして悪かったなぁ。ごめんよ。
良い事いってるなーとふと思った。というタイトルで完結してて、本文自体は、
よし!俺も頑張ろうという、あんまり関係ない話だったんだけど、まぎらわしいわな。
気を使わせてしまったようで申し訳ない。