五日目(二日間やってません)

Quartett!」クリアー
いやー良かった。満足です。プレー時間が短いって聞いたときは
どんな半端な出来なんだろ?と心配しましたが、杞憂に終わりました。
ちゃんと筋の通った爽快な話でしたよ。


音楽漫画は、演出で今凄いの演奏してるんだ!とわかるけど
音が聞こえてくる訳じゃないからそこが欠点といえば欠点だった。
けど、このFFDシステムはその問題を解決してしまったのが凄いね。


良い所
①テーマ曲の「ランピン’」
曲自体もさることながら、使われ方が絶妙。激しく盛り上がります。
ユニのラストとか。二つのラインがひとつになれれば〜♪
このフレーズがゲームを象徴してるかのよう。
バラバラの気持ちがひとつなって奏でる四重奏。最高。


②ハンス君。
冗談のように応援していた彼でしたが、実物はマジで素敵でした!
「エロ」「ギャグ」「シリアス」「泣き」と縦横無尽の大活躍。
美味しい所かっさらってやがります。つーかこいつサブ主人公ですよ?
努力家の彼の境遇と葛藤の末に導き出した答え。仲間達の信頼関係。
心打たれます。VIVA!ハンス君!!


③メイ・アルジャーノ。
ユニの双子の妹。別段興味無かったが、ここまで良いキャラとは。
なんつーかね。萌えじゃなく燃え。すげぇ格好良い。気風がいい。
特にハンス君絡みのイベントの彼女の態度には惚れた。
余談:メイが携帯電話を取り出すまで現代の話だと思ってなかった。


フィル・ユンハース
主人公。顔がコロコロ変わりすぎ。
楽観主義でポジティブな奴。こいつが嫌いな人は少ないんじゃなかろうか。
finalの墓前でのシーンで一気に評価があがりました。
辛い事も過去も全部呑み込んで笑顔で楽しむ生き方が魅力的です


⑤システム・演出
⑥グラフィック全般
⑦質の高い音楽
このあたりは言うまでも無いって感じですね。
音楽で特に好きなのは前述した①の奴と、
「咲き誇る季節」と「春告げ草」が特に好き。
他も全部良いです。


惜しい点
構成がしっかりしてるので、綺麗に完結してるんだけど、
やっぱり学園生活のボリュームがもう少し沢山あるとさらに良かったなぁ。
クラリサ先生やジゼルが結構割り食らってる感じだし。
スウファ編の一部キャラを除いて、どのキャラも良いからなー。
勿体無いっス。それこそシチュエーションを与えたら尋常じゃないくらい
の量のイベントを作れるんじゃないでしょうか?
SSやwebコミックなどで補完する隙間は大量にあると思います。
ぜひ、おまけディスクを発売してほしい。


欠点
シニーナの顔がフィルに似てるので、ハンス君との某シーンがw


カルテット・オン・ザ・デスク!で紹介されていた画像がほとんど
だった事。もっと大量にCGがあってその中のほんの一部を見せてる
と心底信じていたので。ちょっとガックリ。見なければいいって?
待ち遠しくて見ずにはいられなかったんだよ!


あれ?カードバトルとかあったか?? カットされた?



まとめ
気持ちの良いゲーム。(notエロスな意味で)
発売前から尋常じゃない勢いで期待しまくっていました。
このゲームの期待感だけで二ヶ月ほど生きていたと言い切れる。
その期待は概ね満たされたように思います。


真剣に追加ディスクを希望。点数つけるなら8.5点(10点中)