My merry maybe 感想第3回(ネタバレ)

みのりA、Bクリアー。
今回のめいびーは一つの結末があって、それに向かって進行する
構造みたいですね。前作の完璧な続編なので、その謎が興味を
沸かせるんですが、毎キャラに全然別な話だったまいめりの構造の
方がどちらかというと充実感はあったように思えます。
スキップが格段に進化してるから、プレーはとても快適です。
どうやら、みのりと、レゥと、由真は同じ系列のシナリオみたい。
レゥ編、みのり編をやってて思った事なんですが、恋愛がどうの
っていうよりも、謎を様々な方向から解釈し、解決させるという方向に
ウェイトが置かれてるみたいで、その辺りの食い足りなさは若干残念かも。
とはいっても、はやく総てを明らかにしたい!という欲求は強まる一方。
だけど、浩人が関わらなければ爺さん死ななかったんだから、どっちか
っていうと不幸な気もするんだけどな……。

追記:由真もクリアー
……………まじで? このゲームやっぱり衝撃でかいわ……。
並みの恋愛ゲームじゃあ有り得ないような事をしてる。テーマは
生命・人生・尊厳・死などの人間の命題のような重くてかつ直球すぎて
今じゃあまりにも扱われないような物なんだけど、それらを真正面から
扱って、解釈を出そうとしている姿勢が凄い。あと、衝撃を出す時の
演出と音楽も使い方が上手すぎる。本気で驚いたって……。
しかも驚きの二重構造。渡良頼一族の謎が本格的に解けそうだ。
やはり恭一と思われた人物は恭平だという事がほぼ確定的になりました。
だとすると恭一(若)の方は彼の全盛の頃のデータを受け継いだ彼の
代わりに執務を代行するレプリスみたいなものなのだろうか?
彼とレゥのやりとりで不覚にも泣きそうになった。やっぱり格好良すぎるよ
恭平兄さん……。感動的で素晴らしいんですが、やっぱりネタバレ踏んだ
ことの悲しさでも涙が出そうだ………。あのような過疎化した島を選んだ
というのもきっと、時代の移り変わりを感じさせないための仕掛けだった
んだろうなぁ。なにせ1000年も前から漁業で成り立っていた村だし。