キリシュタリアのバックボーンが完全に主人公だったかもしれないソレで、なんかじわじわ心やられる。在り方とか過去の出来事とか死に瀕したコフィンの中で異界の神に介入された状態でのAチームとのあったかもしれないグランドオーダーの記録を誰とも共有できず、キリシュタリアだけがそれを覚えてる状態が本当にしんどい。もしも人理を守るために旅に出られたら得られたであろう仲間との関係性とかそういう一つ一つの記憶が刺さりまくってしまう。ラストで戦うときにキリシュタリアにバフでかかるそれぞれが「オルレアンの塹壕」「セプテムの夕げ」「オケアノスの乾杯」「ロンデニウムの滅亡」「荒野の焚火」で各特異点での記憶と思い出が既にボロボロになっているキリシュタリアを奮わせてるというのが悲しい。「エルサレムの記憶」「メソポタミアの記憶」では仲間を既に失って1人になっているからバフに何の効果もついていないってのも辛すぎる。泣きそう。なんというか1部でのロマニアーキマン級の衝撃があるんだよなぁ。どういうキャラか分からなかったけどそれが曲者であるとか圧倒的強者のそれではなく人間味で魅せられるとは思わなかった