はあちゅうのセクハラ・パワハラ訴え問題から端を発する、
他人へのイジリとセクハラ・パワハラとの境界線って問題、
俺がずっと思ってるのは、イジられる本人がそう言われるがOKって
態度の時でもそれは24時間いつでもOKなんだって思わないでおこう
ってことだなって思う。体調が悪そうだな、落ち込んでそうだな、
機嫌が悪そうだな、言っても良い雰囲気だな、悪そうだなとか
イジられすぎてるから自分は止めておこうとか、一言でいえばTPOによるだろ。と。


基本的にイジりってコンプレックスを刺激する物が多いので、
俺は全然言われても平気!(本当に全然気にしていないむしろ美味しい!)と、
俺は全然言われても平気!(過去に言われてずっと傷ついてきた。でも心の防御力が上がったからもう大丈夫!)
俺は全然言われても平気!(本当は傷ついている。けど怒って空気壊すのはいけないから黙っておこう)
では意味合い変わるし、他人にそれを判断する術はない。ここに上下関係だったり力の関係性が生まれるとパワハラ・セクハラになる。
嫌なら言えば良いじゃん!ってのも同様でそれが言える人と言えない人がいる。(環境も)
言われる側の自己主張と態度の表明も大事だけど、言う側の想像力とか思いやりも大事だと思う。
後はもう長年の付き合いとか関係性とかそれによっても違ってくるしね。
同じ事でもこいつに言われるのはOK、こいつに言われるのは腹が立つ。なんて当然ある。


この人に言っても平気だけど言ったら怒る人もいる言葉って、基本的にゲーム的に言えば攻撃なので、
いくら効かないにしても常に攻撃しまくってくるやつはそらウザいじゃん? そこに悪意があろうがなかろうが。
スペック上無効の人でもしつけぇなって思うかもしれない。スキルでガードしている人だったとしたら言われ続けたらガード解除に
なっちゃうかもしれない。実は平気だと思っていたら傷ついていた人は心をダイレクトに病む。


パワハラ・セクハラは上は言いたい放題言えるし、下は怒れないから本当に特に気を使わないといけない。
おっこいつは言っても大丈夫だな! 自虐ネタにしてたくらいだからここはイジってもOKだろ!って思ったら、
ここはフリーパスOK!って感じで執拗にイジる。ある瞬間、イジられた相手が臨界点に入ってキレる。
えーお前が自虐ネタにしてたんじゃん?(なんで怒るの?) となる。


あともう1つ。特定の相手を衆人環境でイジるとき、当人同士の関係性が見えない場合、
「うわぁあいつパワハラ(セクハラ)やんけ!」って印象与えてしまうし、さらにいえば言われて平気!って人の
周囲にいる人が平気でない人の場合直接言われた訳ではないけど、間接的にヘイトしちゃってる状態になるのが
あかんと思うんだよね。


A「B、お前って○○だよなwww キモッ!www」
B「止めてくださいよ〜www」
C「www(俺も○○なんだけどな、、、、そうか○○ってキモいのか、、、。つまりAさんは俺の事もキモいって思ってるんだな、、、)」


こんな感じに。


はぁちゅうが叩かれてる要因は、たしかに過去の電通時代に受けたパワハラ・セクハラは重大な問題だけど、
童貞イジリとかは本人が楽しいって言ってるんだからいいっしょ!それは別問題っしょ!みたいな態度なところで、
それはお前が決めてるだけでしょ?ってなるし、お前の周囲の知り合いは「平気!って言ってるだけど、
そこにお前との力関係は無いのか? 本人が平気って言ってるのそこまで鵜呑みにして良いの?って部分にもなるし、
そんでもって、Twitterやブログでお前が童貞イジリをしてる時、他の童貞の人で気にしてる人はダメージを受けてる
かもしれないって発想にならないのかって意識がゼロなところが要因であると思うんだよね。


最初にも書いたけど、イジりって会話の潤滑油になったり、盛り上がりの要因になるしで
重要な要素だと思うし、上手くやれる人はコミュニケーション上手だなって思うんだけど、
色々と難しいよね。。。どっちかっていうとイジられる側擁護的な書き方しちゃってるけど、
自分自身、知らず知らず相手を傷つけてる事は絶対あると思うので、常に上の事は意識しないといけないなと
改めて思った次第。


追記すると、イジられる側で全然平気って人が積極的に自虐だったりのネタにしすぎるのも
やっぱり問題がある場合がある。面白くイジられよう、イジられようとネタにしすぎると、周囲の人は
これは弄っても良いネタなんだって錯覚する。そうすると、気にしている人にとっては住みづらい環境になる。
これを笑いにするのが本来正しくてあいつは偉い面白い。それに比べていちいち怒ったり機嫌が悪くなる
あいつはなんだ、空気が読めてない。となる。何度も言うけど基本的にはコンプレックスイジリは
攻撃の側面があるので、本来なら怒ったり機嫌が悪くなる人も当たり前にいて良い。
労働環境と似ている部分があるなぁと思うのは、仕事を格安で依頼する人がいて、労働環境上この金額で
受けるのが普通になれば自分たちが苦しくなるから本来の適正価格でなければ受けないって市場を守ろうと
しているところで、いやいや俺なら全然この価格でやれますよ!ってなると、周りが迷惑する。
残業問題でも俺は残業代でなくてもやりますよ。とか、残業は何時間でもやりますよみたいな事を
やることによって定時で帰ろうとする人間が迷惑をする。あいつはやってるのに、お前はってなる。
本来の正しい感情の動きや、こういうヘイトを無くそうという動きへのダンピングになる。
主に芸人関連で多いなって思うけど、やっぱり俺は平気だからと言ってなんでも請け負ってしまうのも問題なんだと思う。