2015年03月21日のツイート

SHIROBAKO 23話



例によって下に感想。



前半に関して言えばギャグのノリが寒くてあかん、、、って思った。
どうにもスポンサーとか原作とかとの部分は極端にギャグ展開っぽく
演出しないとという配慮がマイナスになってる気がする。スポンサーの時の
キャスト会議は面白かったんだけど、あのノリはさすがに擁護できんわ。
茶沢は変な話〜って口癖のムカつくが笑える雑魚だったのが、死ぬほどウザく
なるとは思わなかった。あいつワザとだったんじゃね?ってレベルで。
SHIROBAKO2大糞野郎に認定されたわ(もう1人はタイタニックの演出家)
ともあれ、茶沢という編集者を人格破綻者の最低最悪の屑野郎という事にして
こいつが全ての罪を背負う事により、こんな事は無いんですよー。こんなあり得ない人物が
存在するわけないじゃないですか〜フィクションフィクション!って事にしたかったんだろうなぁ。
変な話、クレームとか入れる人もいるかもしれないからさ。って事なんだと思う。
それにしたって寒かったけどさ。


原作者と監督の対話によって生まれる新しい展開。そして新キャラクター。
この辺りから気持ちがざわざわしてたけど、づかちゃん活躍キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
もうね、完璧に宮森と俺らの気持ちが一つになってた気分。ボロクソ泣いた。
ご都合主義ととる向きもあるかもしれないけどさ、初期の段階からずっと伏線は貼ってたし良いじゃないか。
づかちゃんオーディション落ちるも気になる的な評価は貰ってたし、監督的には少し評価もされてたから
心のフックには引っかかってたし、宮森は声優オーディションにもキャスト会議にも関わってない。
勿論賛否はあるけど宮森とかボンズっぽい会社のコネとかでも一切無く、ただただ実力と努力と運期とタイミングに
恵まれた正真正銘の声優としての第一歩な訳で、宮森だって他の仲間だってづかちゃんの目指す道が
一番困難でスタートするキッカケすら難しいのはずっと知ってた中で、心配してたし応援してた。
監督から評価される声を聴きながら、自分が製作にガッツリ関わった作品の大事な役でづかちゃんが関わって、
おまけに作中のキャラクター達とオーバーラップするような台詞吐かれた日にゃもう宮森同様涙腺大決壊ですよ。。。
づかちゃんじゃなくて宮森に感情移入させてくるからこそこんなに泣けるんだよなぁ。。。
なんだったらこれ書きながら思い出して泣いてるぐらいですよ。前半の寒かった分を差し引いても
大幅にプラスになる最大最高のづかちゃん回でした。バランスは欠いていたけどホントにありがとうと言いたい。


原作に寄せるなら、アリアは飛べないし未来もまだ見えない。空を飛ばないまま終わるかもしれないしそうじゃないかも
しれない。現実に寄せるなら運機も実力もあと一歩届かなかったづかちゃんが第三飛行少女隊に参加する事はあり得ないし、
このまま声優の道に挑め続けるのか闇に落ちたまま夢を諦めるかもしれない。けど、まだ終わってない物語に
取り敢えずのピリオドを打つ際に、アニメと原作、現実と夢の摺り合わせが行われて希望が見えてくる。この先どうなるかは
まだ分からない、あくまでスタートを切っただけ。だけどもしかしたら夢は叶うかもしれない。
SHIROBAKO本編も虚実を行ったり来たりする作風だからこそ映える。そんな演出の最後の集大成がここにあるような気がします。


づかちゃん登場からのアフレコそして宮森の声を殺して無く姿のシーンは
アニメ名シーンとして俺の心に深く刻み込まれた。繰り返して何回も観たけど何度観ても泣く。


りーちゃんが一行だけ採用された台詞が「私、少しだけ夢に近づけた気がします」だったりしたら最高だし、
そうであって欲しい。


そして最終回タイトルが「遠すぎた納品」、EDが止め絵1枚とか嫌な予感させる演出やめーやwww
ってか最終回だよね? づかちゃんの安否と原作者サイドとの最終対決という最後の山場を超えて尚
次回への強烈な引きを作るってのはホントすげぇなと感心するわ。