同期と飲み会。道路で寝るくらい飲んだ。


こうの史代夕凪の街 桜の国
漫画喫茶に置いてないからamazonで購入。
原爆後の広島をゆっくりとした雰囲気で描いた連作短編。
最初に読んだときはあんまりピンと来なかったんだけど、
二回目読むと、話の繋がりと、1コマ、1コマの意味が
理解できた。涙が出てきた。これ読んで何も感じなきゃ嘘だわ。
広島の原爆といえば酷い物という事はわかっていても、
直後に広がった惨禍というイメージでしか捉えたことはなかった。
また、そういうイメージを与えるメディアは往々にして、
戦争反対!という強い目的を主張するための原爆だった。
過去を抱えながら、日々の生活を重ねていくという事が
どういう事だったのか。それを知る事は大事だと思う。
日本人的な感性がこの漫画を受け入れられるのは勿論だが、
他の国の人がこれを読んだ時、どういう感想を抱くのか気になる。
願わくば何か胸に響くものがあって欲しいものだ。