甲田学人「Ｍｉｓｓｉｎｇ２ 呪いの物語」

アクの強いキャラばかりなので、話が佳境に入るまでは
気分が盛り上がらないのは前巻同様でした。アクが強いというか、
はっきりいってムカツク奴等ばっかりです。凡人が２人と、
それを見下すのが３人。こいつらがマジ性格悪い。イライラします。
しかし、それを我慢してでも読むのは、ホラーな描写が
グロくて、痛そうで、薄気味悪くて、寒気がするほど上手いから。
あとは、怪奇現象を、独特な解釈とシステムとして説明してる設定が
面白いから。今回も蛆虫と、ＦＡＸの気持ち悪さは秀逸でした。
あー、でも好んで続きを読みたいと思う程じゃなかった。
どうせ、ますますイラつくのは間違いないので。