クレヨンしんちゃんの映画が食わず嫌いである。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』は昔観た。
面白かった。だけどくせぇな、とも思った。もうあの
「アニメでは笑えるクレヨンしんちゃんだけど映画では感動して泣ける」
これがもう嫌いすぎる。感動とか泣けるを前面に押し出してる作品がどうも苦手。
泣かせるぞーって作り手が思うのは自由だし、そういうコンセプトを否定する
訳じゃないけど、それが観る側に伝わらないようにやって欲しいって思う。
だからクレヨンしんちゃんの映画もこれは面白かった。これは泣ける奴だった。
とか色々あれば良いのに、どの映画もまずは「泣ける〜」「ヒロシが格好いい〜」
っていう感想ばっかり聞こえてくるから観る気力が萎える。
んで今新しくやる映画タイトル「映画クレヨンしんちゃんガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」
はい。


クレヨンしんちゃんでやらなくても良い事をクレヨンしんちゃんでやれば受けるから
っていう作品実験場みたいになっちゃってるのがある意味不幸。
アニメの延長上にある映画だってんならもっとアニメっぽく作れよな。
子供向けアニメなのにターゲットが完全に大人向けに作られていて好きになれん。