2013年12月07日のツイート

映画「サプライズ」観てきました。


ネタバレしますよ。



観始める前は正直、シリアスなサスペンスホラーものでタイトルから察するに
衝撃のどんでん返しがあって認識がひっくりかえる!的な展開を期待していましたが、
蓋をあけてみると『ホーム・アローン(グロもあるよ!)』でした。
初めの殺害シーンから割りと音とカメラワークでびびらせに来る展開で、
正体不明な殺人鬼かと思いきやあっさり姿出すしどういう方向性なのかわからんかったんですが、
主人公的ポジションの男の彼女が急に覚醒。よくある主人公補正かと思いきや、
実は私サバイバルな暮らしをしていたの! え?なにその設定www 
ただの頭の悪そうな学生だと思いきやスティーブン・セガールでした!的な。
えーと、これサスペンスなホラーっすよね??
この娘すごいです。襲ってくる敵に反撃を加えたらオーバーキルするまでフルボッコ
襲われている家族すらドン引きw どんなに敵に襲われても驚異の生命力とラックで
敵を撃退。トラップ仕掛けるわ、手元の武器で大活躍。次第にカメラワークが
敵側に写って、主人公(もはやこういっても差し支えない)の罠に怯えるという逆転の構造。
あ、これホーム・アローンみてぇw って思いました。
いつの間にやらシリアスな恐怖はさよならしてて、彼女専用の勇ましいBGMが流れるばかりに
なってました。もうね、ゲラゲラ笑いながら見る奴やこれw そもそも家族連中も一部除いて
間抜けな死に様多いしねw トラップが待ち構えてるかもしれないのに扉に向かって全力疾走とかさw
お前彼氏殺されたばっかでその勇気どこから湧いちゃったの??w みたいな。
あとミキサーにはこんな使い方もあるんや!的なアレとか。枚挙にいとまはありません。
いやー馬鹿馬鹿しい映画だった。B級ホラー本領発揮って感じで見た後に残る物なんて
まったくないけど、清々しい程シンプルでかつ常に緊張感あったので全然退屈しませんでした。


まぁある意味認識はひっくり返ったよw どっかの感想で、
ヒツジ・トラ・キツネの仮面を被った殺人鬼の中で一番強かったのがネコの仮面を被ってたとは。。。
ってあって糞笑った。良いセンスだw