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今日は祝日休みだわーい。まぁ出るんだがな！
僕は友達が少ない購入。
この作品の舞台って愛知県かあるいは東海３県なんじゃね？
妹が素に戻った時の珍妙な方言や、マリアの喋り方の中に、「やっとるげー」的な
三河地方臭い方言が入ってたりしてたのでもしかしたらとは思ってましたが。
そのせいか横島ワンダーランドが、ナガシマスパーランドに思えて仕方ない。
絶叫マシーンの名前「ブラックドラゴン」も、「ホワイトサイクロン」+「スチールドラゴン」
を合体させたもの臭いし、お化け屋敷がボロいとか、今度改修されるとか、位置も
イメージにあう。大観覧車『極光』は、大観覧車オーロラだろうし。
竜宮ランドは、今は亡き「竜泉寺ウォーターパーク」っぽい気がする。
wikiったら作者の出身岐阜だったしほぼ確定か？ この辺りの地域を舞台にした作品って
そんなに多くないし、ましてやアニメ化せんばかりの人気作なので、もしそうなら胸が熱くなるな。
いままでのシリーズが、阿良々木視点からみたお話だったのに
対して、猫物語（白）以降は、各ヒロインの視点から見たお話に
なっています。今回は羽川翼。羽川さんから見たそれぞれのヒロインとの
関わり方や、阿良々木君をどう思っているか等が見えるので
それだけでも楽しい。妹達が客観的に見たらすげーブラコンだったのが
ニヤニヤできた。お前らもう付き合っちゃえよ。恋する乙女な羽川さんも
えらく可愛く、今まで一番どうでも良いキャラだったのに、
こんなんやられたら好きになっちゃうじゃねぇか！ そしてヒロイン視点かあ
見た阿良々木さん、実際の活躍も含めてマジかっけー。男前すぎる。これは惚れる。
このシリーズの面白い所は、キャラクターが変貌していく様だなと
思ってます。普通、キャラクターの個性は内面を成長させていくことはあれど、
ベースになる部分は同じだし、記号をいじくることはあまりないのに、
どんどん変えていきます。特にアニメ化して
キャラクターが定まっているのに全然構わないのが凄い。
羽川さんなんて、みつあみ＆眼鏡だったのがショートカットでコンタクトだし、
戦場ヶ原も、ショートカットだしな。妹ふたりもアニメ版とはまったく違う髪形。
髪型とかだけじゃなくてキャラクターもお前誰だよ状態程度に崩壊しています。
いや、崩壊というよりかはやっぱり成長なのかな？
作品でもこんな第六巻まではアニメ化しないだろうから好き勝手やってやれ的意味の
メタ発言をしてたけど、化物語のＤＶＤ／ＢＲの売れ行きからすると
ここまでアニメ化するのも無い話ではないので、アニメ泣かせだなぁと思うけど、
それ含めて西尾維新らしいお話であり、それでこそって気もします。
とりあえず超面白かったし、羽川さんが自分の怪異と向き合っている間にも、
他の時間軸で阿良々木君や各ヒロイン達が色々やっている伏線がばんばん貼られており、
続きが超気になるので、刊行が愉しみです。
