リトルバスターズクリアー。
休日を全て費やしたので大変疲れましたが満足。
ラスト周辺でぼろ泣きしてるところで、親が「ご飯だよー」
と来たので無いてる所見られて死にたくなった。
それはさておき。読後感の非常に良い作品だった。
個別のシナリオの出来自体はバラつきがあるし、そこまで
面白く感じなかったんだけど、二週目以降にやると色々な
発見があるんじゃないかな。伏線の多さには驚く。
歌の使い方や、CGの使い方も卑怯なくらい上手いし
野球システムやらパラメーターにも一応意味があったりで凄ぇ
作りこまれた世界だなぁと感心するばかり。
いやー良いゲームでした。ゲームをクリアーすると益々、OP曲が好きになるな。



以下ネタバレ
個別ヒロインルートに入ると他のキャラクター達が登場しなくなるという、
エロゲーによくありがちな構造(過去のKEYのゲームも割りと多い)は、
仲間や友情をテーマにした作品故に違和感があり、それがダメな点にも感じた
んだけど、よもやその感覚を逆手に取り、意味があったという点に驚いた。
タイトル画面の光の球の数とか全然気づかなかったよ。
と、同時に、同じくKEYを含むエロゲーによくある、個別ルートに入った
次点でハードな過去を抱えている他のヒロイン達は救われないのではないかという
問題点が解消されている点にも好感を持った。それだからこそ、
最後の最後の奇跡が活きて幸せ極まり無いエンディングに感動できるんだよな。