映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」鑑賞
面白すぎでした。俯瞰的に映し出される
絶望的に壊滅状態な町並みが物凄ぇ。
冒頭から飛ばしっぱなしで一気にショッピングモールに
行くまでが最高にスリリング。突然の日常の終焉と
非日常の差が凄まじくて、即座に引き込まれました。
OPも格好良いし、文句の出ようはずも無い。
中盤はちょっとダレた。馬鹿な行動起こして大失敗
してしまうのもお約束。けど、最後の最後まで満足する出来だった。
前半で既に元はとった気分。


リアライズ」クリアーしましたよ。(ネタバレ)
どうも以前に攻略見ないでやったルートがTRUEENDだったらしく。
納得いかねー!を存分に味わいましたとさ。ほとんどスキップばっかり
だったので楽だったけども。とりあえず話についてはさっぱりなんで、
雑感でも。


・「頭文字D」っぽいとか、「Dクラッカーズ」っぽいとか、
「JOJO」っぽいとか、「なるたる」っぽいとか「ブキーポップ」っぽい
とかぽいぽいぽいぽい言われてる。


・端役のクラスメイト(バスケ部の二人組と、蛍の友人メガネ)の
三人が結構好き。メガネが危うく亮に惚れそうになるシーンとかもっと
いじくって欲しかった。バスケ部コンビは頭が変になってからの、
台詞が「Zガンダム」(というか富野風?)っぽくて笑った。
「そんなことだから世界は○○なのよーッ!」若い。台詞に自分で酔ってそう。


・なんだかんだで結局ほぼ一本道だったのが一番ガッカリ。
修二に相談しなかった→八重生きてるルート→共同戦線
眼鏡坊主と手を組む→修二と対立
邦博が吸収に吸収を重ねた結果、ラスボスとして君臨するルート
関西最強の男との対決。日本一強いのは誰だ!?その後、
海外からの刺客が来て、エゴ世界大会が開かれる。力のインフレルート。
バスケ二人組が決別して殺しあうルート
実は陸上部員の後輩もエゴを使えたんですよールート。
……等々、多くの選択肢からこれくらいのストーリーの分岐を感じさせて
くれて、その点で随分期待度が高かったんですけどね。箱庭世界なのに
可能性の広がりがないっていうのはいろいろ駄目だろう。同時期に
同じ箱庭でありながら物凄い選択肢とフラグ管理で幅の広さを見せた
ゲームがあっただけに余計にそう感じる。単純に開発期間が短いだけが
問題じゃあるめぇよ。


・修二と町に繰り出して倒すエゴ使い達の話がいちいち面白いよね。


・精神崩壊して友人に慰められながら回復する佐伯たんとか、
想像するとすげー気持ち悪い。あと、亮を巡っての陸上後輩と修二の
取り合いも怪しすぎて嫌だ。


・倫の笑顔の可愛くなさは何事ですか。おかめさん?


・これ、本当にゲームである必要性あったんかね?
技法的にも、内容的にも、ライトノベルの範疇だし、尺の短さから
感じる中途半端さも一発で完結させなきゃいけないゲームよりラノベ
のがずっと向いてたんじゃないかね? 俺らがあれも入れて欲しかった
これも入れて欲しかったっていうルートの大半は入れられるだろうし、
その最後の最後に話が完結しそうな場面で黒幕登場。っていう流れが
一番自然なんじゃないだろうか?


読んだ本
「大人失格」☆☆☆☆